Archive for 5月, 2012

埋炭

できるだけ身体に優しい環境を作るという目的のため、新築時には埋炭をしたいと考えていました。当初考えていた工法では埋炭と敷炭があり、敷炭用の炭をサンプルでいただいて、枕にしたりして試したらとても気持ちが良かったですし、地場の測定で土地の地場も安定しているとの結果もいただいており、また営業の方々もとても気持ち良くお付き合いできそうな縁を感じる方だったので、ぜひ取り入れてたかったのですが、当初よりも大幅に建築費用がかさむため、泣く泣く断念した仕様の一つです(^^;。

予算の関係がありますが、埋めるだけで可能な方法を検討し、埋炭のみを施行することにしました。この方法ですと、穴を掘って埋めるだけです(^^)/。

埋めた当日はあまり変化を感じなかったので、もともと気持ちのよい場所だったので変わらないのかなと思っていましたが、1週間位してみると、それまで平坦だったのが、埋めた場所を中心にしてなだらかな丘のような気の流れの変化が感じ取れました。

まだまだ科学的にはっきりと解明されたものではありませんが、化学物質過敏症や電磁波過敏症など環境の変化に敏感な方でも来院できるような気持ちのよい環境を作るために、身体に害がなく良いと判断したものは今後も積極的に採用したいと考えています(^^)/。

 

丁張り

地盤改良が終わり、次は基礎です。

丁張りというのは、工事の前に建物の正確な位置を出す作業の事で、別名、水盛り遣り方(みずもりやりかた)とも言うそうです。

自分の建物でないと今まで気にもとめていない作業で、初めて見たような気がしますが、丁張りの出来が完成する建物の出来を左右するほど、とても大切な作業のようです(^^)/。

地盤改良

今回クリニックを建てる所は、元々は柿畑で、その上に盛り土をしている土地です。土地自体の地盤は、山すそですので、固く、大変良い地盤のようですが、盛り土をしている分だけ改良が必要となります。

今回は、柱状改良をすることになりました。柱状改良とは土の中に柱状のコンクリートを作る方法です。盛り土をしている事もありますが、表層改良のように、土地の表面をコンクリートで固めたくはなかったので、コストはかかりますが、土地のエネルギーを遮らないという点において良かったなと考えています(^^)/。

施行現場は見られませんでしたが、こんな風に縦穴をあけて、そこにコンクリートを流し込むようです。

過重がかかる重要な位置に施行してくれたようですが、一部は既に埋められていて、すべての位置の確認はできませんでした。