正しいストレスの解消法 ♪ その2
入学式、入園式のシーズンですね。今年は、桜がとても美しくさきほこっています。さくらの花で迎えてもらう入学、入園は、自然界にもお祝いされているようで、なんだかとても嬉しい気持ちになりますね♪
クリニックの庭木も、ここ2、3日で、かわいらしい赤ちゃんのような葉っぱを開いたかと思ったら、もう、白い花まで咲かせ、庭木の3分の1が芽吹き始めました。新緑が、とても新鮮でとても美しくこころがやすらぎます。
忍耐力を鍛えることはとても大切なのですが、どんなことがあってもじっと耐え抜くことができるということではなく、
真の忍耐力とは、我慢する力ではなく、自分をコントロールする力であり、この力があれば、 ストレスを感じず、日々の暮らしが充実していく とありました。
ストレスは病気の原因になり死亡リスクを高めると言われていましたが、近年では、問題はストレスではなく、ストレスは身体に悪いと思うことが有害である、という衝撃的な内容をスタンフォード大学の心理学者が発表をしました。私もこの実験や発表を聞きとても衝撃をうけました。
被験者が厳しい目つきの審査員がため息をつくなかでスピーチさせられたり、せかしたり遮ったりする試験管のまえで暗算させられたりと、プレッシャーを与えられ続けます。
すると、ストレスは身体に悪いと説明をうけた被験者は、当然、心拍数が高まり、呼吸が早くなるというストレス特有の症状が表れます。
しかし、心拍や呼吸が早くなることで脳に血液が行くようになる、ストレスは成績をあげるのに役立つと事前に実験前に説明をうけた半数の被験者は、心拍が早くなっても血管はリラックスした状態だったのです。
いろんな社会的なストレステストの実験で出た結果が示した答えは、
たとえ大きなプレッシャーがかかったとしても、それをストレスではなく、自分を成長させるものと思うことで、ストレスをよいものに転換できるというものでした。
以上の実験結果からみても、ストレスは悪いもの、解消すべきという考えは、単なる思い込みにすぎないそうです。
人は、思い通りにいかないこともあるし、理不尽なことで怒りをこらえることもありますが、誰もが思い通りに生きられず、自分の感情を押さえたりしながら生活しています。
それを、我慢や忍耐とするのは、有害なストレスと認めることになるのです。
さまざまな理不尽なことがあるからこそ、柔軟な対応を学べる、どうすれば状況を変えられるか、意志をもって考察することがとても大切であり、どんなことも自分が成長できると発想を切り替えると、ストレスは、有益になるはずです。
何事も、起きたことをどう捉えるか、どうつきあうかで、有害にも有益にもなるのです。嫌なことをさけようとするのではなく、意義をもとめること。
そうやってストレスに向き合っていくことが、本当の忍耐力なのだそうです。
ストレスも有益に生かしていけると身体にもこころにもよい影響を与えるので、そんな考え方をどんな出来事も同じように捉えていけたら人生が楽しくすごせそうですね。
情報を知らないよりは知っている方がよいのですが、知っていることを生活に生かすと自分の知恵とすることができます。よいことは、どんどん実践していけるといいですね。
花より団子、ということわざがありますが、花も団子も好きな私。早起きして川沿いの桜並木を歩いて、花と自然を愛でて楽しみたいと思います♪
昨日は雨でしたので、さくらのやさしいピンクの絨毯の上を歩きながらさくらの花を見られるなんてダブルでお得な気分です♪
みなさんにとって、今日も素敵な1日となりますように。。。