寒い時期のヘナ
よくヘナ染めをすると体が冷えるといわれます。
しっかりと対策することで体が冷えないようにヘナ染めをすることができます。
なぜヘナをすると体が冷えるのか?
ヘナを使うと体が冷えるのは、「なるほど」と思えるような自然が作った仕組みと関係しています。
ヘナはインドの暑い地域で作られる植物ですので、体につけたり食べたりするとクールダウン(温度を下げる)効果があります。
このような環境で作られた植物は、体に過ごしやすいようにバランスをとるための自然の仕組みが作用しているのです。
本当の目的のクールダウン作用とトリートメントは本来は暑いところで使うものなのです。
ところが寒い日本でこのような注意を払わずにやってしまうとクールダウンどころか冷えすぎで頭痛が起こりすぐに風邪をひいてしまいます。
ヘナを使う時、暑い夏は大丈夫ですが、「春の花冷え」と言われる時期や、朝晩冷え込む時期、冬などでは、ヘナをする時に気配りが必要です。
ヘナ染め中に体を冷やさないための工夫
ヘナはどうしても体を冷やしてしまう傾向にありますから、しっかりと部屋の温度を高めにしてから染めてください。
そして、まずは、頭皮をオイルマッサージをしてください。
オイルは体を温めます。
その後に、ヘナを45度くらいで溶き、温かいヘナペーストを頭につけてください。
塗り終わったらすぐにラップで頭を巻いてその上にタオルを巻き、冷やさないようにします。
また、その上からビニールのキャップをすればいつまでも頭部がポカポカになります。
それと同時に、30分の間に足湯をしたり、温かいハーブティを飲むと完璧に全身があったまります。
このような工夫をすることで、年中ヘナケアができるようになります。
ヘナ後に気をつけること
ヘナ後はしっかりと髪の毛を乾かすとよいですね。
寒い日に、染めた後、すぐに外出してしまうと体に負担となりますので、染めた後はしばらく温かいところで休んでくださいね。
体温の上がり下がりがあまりに大きいと心臓に大きな負担となりますので、ヘナ後の寒さ対策もしっかりと行いながらヘナをされるとよいと思います。